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ガザでハマスがイスラエル軍襲撃:反撃のイスラエル軍ガザ広範囲へ空爆・24人死亡か
11月19日(水)、イスラエル軍によると、ガザ南部ハンユニスで、複数のテロリストがイエローラインを超えて、イスラエル軍を攻撃してきた。
こうした事件は、ここしばらく散発していたようである。イエローラインを超えてきたテロリストを射殺する事件も発生していた。
こうした中、今回の攻撃を受けて、イスラエル軍は、ガザ全土への空爆を実施した。
エルサレムポストによると、ハマス指導者3人をターゲットにしていたとのことだが、3人が死亡したかどうかは不明。
ハマスによると、この一連の攻撃の応酬で、子供3人を含む少なくとも24人が死亡。
ハマスは、これはイスラエルによる深刻な合意違反だと主張している、しかし、イスラエル軍は、まずハマスが、イエローラインを超えて、イスラエル軍を襲撃したからだと反論している。
ハマスは、国連安保理が承認したトランプ大統領のガザ和平案20項目を拒否している。イスラエルへの挑発的行為は、恒久的停戦を目指す国際社会の動きを妨害しようとする動きではないかとの分析も出ている。
www.jpost.com/israel-news/article-874487

なお、先日お伝えしたように、ガザ避難民たちは、大雨による洪水でテントが崩壊し、悲惨な様相にある。
スープキッチンには、大勢が押し寄せる様子がみられている。ハマスはこうしたことには、いっさい目をむけていない。
イスラエル軍のハマス村訓練所

エルサレムポストによると、イスラエル軍は、かなり本格的な模擬ハマス村を立てて、その中で、かなり本格的な訓練をしている。
歩兵を使わず、最新式のドローンで、焦点のあたった精密な攻撃の訓練が行われている。
空からの攻撃では、イスラエル軍部隊から、わずか130メートルの地点が攻撃されていた。トンネル入り口周辺での訓練、ハマス役が二人おり、突然出てくるテロリスト襲撃への訓練なども行われているとのこと。
www.jpost.com/opinion/article-874525
これが停戦中と言えるだろうか。イスラエルとハマスは結局最後まで戦うことになる様相である。
