11月8日(土)朝、7日(金)にガザから引き渡された人質遺体が、リオール・ルダエフさん(61)であることが判明。家族に通知された。遺族は妻のヤッファさんと、子供四人と数人の孫たち。父親と兄弟二人である。

写真は、今年3月の時点で、遺体でガザにとりのこされている夫の未亡人たち。ヤッファさんは右から2人目。
リオールさんは、キブツ・ニール・イツハクの副治安コーディネーターだった。2023年10月7日に、侵入してきたハマスとの戦闘に中で負傷。その後死亡して、遺体はガザへ拉致されていた。
リオールさんは負傷した時点で、家族にそのことを伝え、その後、連絡は途絶えたという。
従軍中は、対空戦車部隊隊員で、今回は、民間防衛隊として死亡ことから、予備役准尉の称号を受けた。
www.timesofisrael.com/body-of-hostage-returned-from-gaza-identified-as-lior-rudaeff/

リオールさんの遺体が戻ってきた11月8日(土)、安息日明け恒例の人質広場でのデモでは、元人質たちも参加し、ガザでの人質であった日々を証言。
10月13日に戻ってきて、性的暴行を受けていたと証言したロム・ブラスラフスキーさんも参加した。
ガザで、このテルアビブでのデモの様子を見ていたと語り、そこに今自分がいることに心臓がドキドキしていると語った。
ロムさんは、集まった人々の感謝し、自分を救出するために、死をも覚悟でガザに入ったイスラエル兵たちに敬意を表明した。
また「ガザに取り残されている人はすべて、取り返す時が来た」と訴えた。
