人質の遺体1人引き渡し:タンザニア人ジョシュア・モレルさん(21)2025.11.6

Gaza City, Nov. 5, 2025. (AP Photo/Jehad Alshrafi)

11月5日(水)夜、ハマスが、人質だとする1人の遺体を赤十字に引き渡した。

遺体はイスラエルに搬送され、法医学検査の結果、イスラエル人ではなく、外国人2人のいずれかの遺体であると発表されている。

タイ人のスッティサック・リンタラックさん(43)、農業研修生のタンザニア人ジョシュア・モレルさん(21)

その後、遺体は、農業研修生のタンザニア人ジョシュア・モレルさん(21)であることが判明した。

ジョシュアさんは、アラバ国際農業訓練センターの農業訓練プログラムに参加するため、2023年9月にイスラエルに到着していた数十人のタンザニア人学生の一人だった。

2023年10月7日、ジョシュアさんは、キブツ・ナハル・オズで、ハマスに殺され、遺体はガザへと拉致されていた。

ガザにまだ残っている遺体は、あと6人(イスラエル人5人とタイ人1人)となった。

www.timesofisrael.com/liveblog_entry/body-of-tanzanian-national-joshua-mollel-returned-to-israel-by-hamas-last-night/

www.ynetnews.com/article/0eilfr8lg

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。