10月21日(火)、エジプトの諜報機関長官であるハッサン・マフムード・ラシャド氏が、イスラエルを訪問。エルサレムで、ネタニヤフ首相とシンベト長官など関係者とも会談した。
エジプトのこれほどの高官がイスラエルを訪問するのは、2023年10月7日以降、初めてとのこと。
イスラエルとエジプトは、トランプ大統領の停戦案の枠組みの中で、両国の平和の強化と、地域における今後についても話し合った。
エジプトメディアは、ガザへの物資搬入と、トランプ大統領の停戦20項目をどう実現していくのかを話し合ったと伝えている。

停戦になった後、ガザへは1日に600台を目標とする物資が搬入される予定になっている。その重要な入り口は、エジプトとの国境ラファ検問所が重要である。
しかし、停戦の後、イスラエルはこの検問所を一時解放したが、ハマスが人質の遺体をすぐに返還せず、イスラエル軍への攻撃もあったため、イスラエルは、10月19日に閉鎖し、解放の時期は、追って連絡するまでと発表している。
www.timesofisrael.com/israel-says-gazas-
border-crossing-with-egypt-to-stay-closed-until-hamas-honors-deal/
なお、今ガザに入る物資の入り口は、ケレン・シャローム検問所と、キスフィム検問所である。
エレツとベイトハヌーンの検問所は、10月7日にハマスが破壊し、今は稼働していない。
www.france24.com/en/live-news/20251020-five-things-to-know-about-gaza-s-rafah-border-crossing
