10月18日(土)に、新たに赤十字に引き渡された遺体2人の身元が判明した。返還された遺体は12人となり、あと残りは、16人となった。
返還された2人のうち、1人は、ロネン・エンゲルさん(54)。10月7日に、キブツ・ニール・オズで、ハマスに殺害され、遺体で拉致されていた。
プロのフォトジャーナリストであると同時に、MDA(救急隊)のボランティアスタッフであったため、10月7日の襲撃にあたって、救急バッグを持って、救出に出ていて、殺されていた。いつも笑顔で人を励ます人だったという。
ロネンさん一家は、2010年に、キブツ・ニール・オズに住むようになっていた。ロネンさんの妻のカリーナさんと、娘のミカさんも、10月7日にガザに拉致されたが、翌11月に解放されていた。。
もう1人は、タイから農業労働者として、イスラエルに働きに来て8年、様々なキブツを回って、最後は、キブツ・べエリで働いていたソンタヤ・オークカラスリさん(30)。
タイに、母親と7歳になる娘がおり、毎日コンタクトしていたという。2023年10月に帰国する予定になっていたとのこと。帰国後に農場を設立する夢を持っていた。
