イエメンの反政府勢力で、イラン傀儡のフーシ派が10月16日(木)、その軍事指導者のトップであるムハンマド・アブド・アル・カリム・アル・ガマリが、死亡したと発表。イスラエルもアル・ガマリが、8月28日のイスラエル軍による空爆で死亡していたことを確認したと発表した。
アル・ガマリは、これまでイスラエルに対するミサイルやドローンによる攻撃を指揮していた指導者である。イエメンの政府側を支援してきたサウジアラビアや、アメリカにとっても難攻不落の宿敵だった。アル・ガマリの死亡は、フーシ派の今後の存続に大きな影響となる可能性がある。
8月28日のイスラエルの空爆では、アル・ガマリだけでなく、イエメンの現在の複数の閣僚も死亡していたことから、イスラエルの情報収集と攻撃の正確さが改めて、中東と世界に強調される形となっている。
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