20人の人質がイスラエルに帰国を果たした後、ハマスは28人の遺体を解放することになっている。しかし、ハマスは、人質返還の10月13日(月)に返還する遺体は4人と発表。その名前を公開した。
ガイ・イローズさん、ヨシ・シャラビさん、ビピン・ヨシさん、ダニエル・ペレズさんである。現在、DNAなどで、本人かどうかの確認が行われている。
イスラエルは、残り24人の遺体の返還を訴えているが、ハマスは、合意の前から、全員の位置を把握していないと言っていた。
今後、把握している遺体も含め、返還を渋る可能性があるとの懸念が広がっている。その場合は、合意違反になるとカッツ国防相は語っている。
ハマスが28人の遺体を返還するところ、わずか4人だったことについて、人質家族たちは、当初、ハマスの合意違反だと非難した。
しかし、遺体の一人、タミール・アダルさんの母親、ヤエルさんは、政府は遺体28人の返還については、期限を定めていなかったことから、ハマスは違反していないとして、合意における遺体の取り扱いが不十分だったとして、政府への怒りを訴えている。
