強硬右派政治家のベン・グヴィル安全保障相は、10月7日(水)朝、ハマス襲撃の2年間に、エルサレムの神殿の丘に入り、勝利を宣言し、堂々と祈りを捧げていた。
Ben Gvir's office shares footage of him leading morning prayers for a group of Jewish worshipers atop Temple Mount, minister later boasts Israel "victorious" at flashpoint site pic.twitter.com/ZWa1wf3S6d
— charlie summers (@cbsu03) October 8, 2025
神殿の丘は、基本的にはイスラム側、ヨルダンの管理下にあるため、ユダヤ人もクリスチャンもその中で公に祈ることは許されていない。
しかし、昨年から、イスラエルの警察が、岩のドームから離れた特定のエリアに限り、これを許可するとしていた。平伏して祈ることも許可している。
今回、ベングヴィル氏が祈りを捧げたのはそのエリアではあった。しかし、こうした動きにはハマスも怒りを表明し、10月7日の襲撃は、「アルアクサ(神殿の丘のイスラム名称)の襲撃」だと命名し、最終的には、アルアクサでの勝利が目的だったと言わせることになっていた。
湾岸諸国も、こうした動きに反発を表明している。サウジアラビアは、「占領軍の保護下で、イスラエル当局者と入植者たちが、アルアクサを襲撃した」と非難した。
ベングヴィル氏は、ガザについて、人質解放とハマス殲滅という目標を完璧に遂行するよう、ネタニヤフ首相に訴えていた。
今回の停戦合意については、まだ確かな声明を出していないが、どう出てくるのか、注目されている。
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