国際社会では停戦にむけた大きな動きになっているが、ガザでは変わらず、イスラエル軍によるハマスのインフラ破壊、ハマスとの戦闘が続いている。イスラエル軍の攻撃は1日で140か所などと報告されている。
イスラエル軍は、人質を連れ去るVTRなどに写っているハマスたちを追い詰めて殺害もしている。
一方、ハマスは、先週、アシュドドに向かってロケット弾を発射。29日(月)にもイスラエル領内に向かってロケット弾を2回、発射したが、いずれも届かず、ガザ内部に着弾していた。
また、ハマスは、人質2人の行方がわからなくなったと発表した。人質家族とイスラエル軍への心理作戦とみられる。イスラエル軍は、以前、人質を、ハマスと謝って殺害してしまった苦い経験がある。以来、誤って人質を殺さないよう、慎重になっている。それを狙っての作戦かもしれない。
9月29日(月)午後5時半ごろ、ガザ市のイスラエル軍駐屯地にハマス戦闘員5人が、忍び込み、戦車に向かって、爆発物2つを投げつけた。すぐに銃撃戦となり、ハマス2人を殺害したが、3人は逃げた。
この戦闘で、衛生兵1人、戦車隊員1人、兵士3人の5人が重傷となり、6人が軽傷を負った。
イスラエル軍によると、ガザ市からは、27日(土)の時点で、約78万人が南部へ避難とみられている。停戦合意の情報も、戦闘現場では、まだ現実味はない。
www.timesofisrael.com/two-rockets-fired-at-israel-from-strip-as-idf-pushes-into-gaza-city/
