イラクで1年半人質だったエリザベス・ツルコフさん帰国:ネタニヤフ首相と会話も 2025.9.13

Attached photo credit: Yuval Yosef (GPO)
Elizabeth Tsurkov in an undated photo (Social media; used in accordance with Clause 27a of the Copyright Law)

2023年3月、研究目的で滞在していたイラクで、イスラエルのスパイと疑われて、カタエブ・ヒスビラに拉致され、2年半にわたり、人質となっていた、エリザベス・ツルコフさん(38)。

アメリカ、カタールの介入で、民兵上級人物関係者との引き換えで、バグダッドの米大使館に解放され、9月10日(水)、イスラエルに帰国。病院で家族との再会を果たした。

エリザベスさんは、イスラエルとロシアの二重国籍の人だった。解放されたエリザベスさんは、イラクでの監禁中、何ヶ月も拷問を受けたと話している。今は腰痛に苦しんでいる。

ネタニヤフ首相は、エリザベスさんを訪問。会話の中で、エリザベスさんは、解放のために努力してくれたことを感謝した。

イラクではラジオにアクセスがあり、ガザの人質のことを聞いていたという。ネタニヤフ首相には、自分自身の苦しみからも、早く全員が解放されるよう、働いてほしいと伝えたとのこと。

www.timesofisrael.com/struggling-to-walk-elizabeth-tsurkov-embraces-loved-ones-after-return-to-israel-from-captivity/

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。