気候変動運動かのグレタ・トゥーンベリ氏(22)を代表とする、親パレスチナの350人(44カ国)が乗った船20隻の一団“グローバル・サムード・フロティーラ”(GSF)を率いて、ガザに向かっている。
船は、ガザでイスラエルが、飢餓を武器として使いジェノサイドを行っていることに反対を訴えている。世界の国々の政府とは無関係に、世界中にいる同じ思いを持つ人々の運動だと主張している。
一団は、2週間ほど前に、バルセロナを出発したが、悪天候で戻ることを余儀なくされたが、9月4日(金)、再び20隻の船を率いて、バルセロナを出発。ガザに向かっている。

7日(日)、チュニジアに到着すると、1000人以上の支援者に迎えられた。そこから様々な国籍の130人が船に乗り込むことで登録しているとこと。
www.timesofisrael.com/hundreds-greet-protest-flotilla-in-tunisia-as-it-continues-journey-to-gaza/
しかし、9日(火)早朝、ここで一隻の船の甲板に燃える物体が落下。大騒ぎになったが、無事消火して、船に乗っていた6人に負傷者は出なかった。
GSFは、ドローン攻撃を受けたと主張している。チュニジアの国境警備隊は、ドローンは検出されていないと言っている。
船は10日(水)、トゥーンベリ氏を乗せて、ガザへと出発する予定である。
www.timesofisrael.com/thunbergs-gaza-flotilla-says-boat-attacked-by-drone-overnight/
なお、トゥーンベリ氏とその支援者は、この6月にも船で、ガザへ向かおうとしたが、イスラエル軍になんなく止められ、アシュドド港へ誘導され、そこから国外へと追い出されていた。
