イスラエルでも皆既月食:赤い“ブラッド・ムーン” 2025.9.8

The moon in eclipse rises over Jerusalem on September 7, 2025. (photo credit: MARK ISRAEL SELLEM/THE JERUSALEM POST)

9月8日(月)未明、日本でも皆既月食と、満月が赤く染まる現象が観測されたが、イスラエルでも、同じ頃(7日(日)午後7時半から8時52分)、この現象が観測されていた。

月食は、地球が太陽と月の間に入ることで、月を地球の影がゆっくり覆う現象である。その間、屈折した太陽の光で、月全体が赤色に染まって見える。ブラッド・ムーンと呼ばれている。

前回は2022年だった。イスラエルでは今回、夕刻の良い時間だったため、多くの人が外で赤い月を眺めることができたという。これほどフルでみられるのはめずらしく、次回は2028年とのこと。

www.jpost.com/science/article-866657

戦争が続く中でのブラッド・ムーン。タイミング的に、なんとなく嫌な感じがしないでもない。。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。