ガザ市高層ビル攻撃・崩壊:ガザ市の40%はすでに管理下とIDF 2025.9.6

NYT
A picture shows a view of a makeshift displacement camp at the Yarmuk Sports Stadium, once a soccer arena, with a view of Gaza City on September 4, 2025 (Omar Al-Qattaa / AFP)

イスラエル軍によるガザ市への攻撃は、すでに始まっており、すでに40%を管理下に置いたとの見方を発表した。

www.timesofisrael.com/idf-says-it-already-controls-40-of-gaza-city-ahead-of-main-offensive/

また9月5日(金)には、ガザ市にある高層ビル、ムシュタハ・タワーを攻撃し、ビルが崩壊する様子が報じられた。

イスラエル軍は、この建物をハマスが作戦基盤として使用しており、戦闘員の逃走ルートになる地下施設もあったと主張している。

イスラエル軍は、攻撃の前に、市民には避難を呼びかけていたと言っている。

地元民によると、警告があってから30分もたたないうちに崩壊が発生したとのこと。

イスラエル軍は、この他にもガザ各地での戦闘を続けている。ハマスからの最終の報告(上記ビル爆破前)では、昨日だけで19人が死亡したとのこと。

ハマスの主張によれば、戦争が始まって以来の死者は6万4000人と推定している。イスラエル軍によると、これまでに2万2000人以上の戦闘員を殺害。この中に10月7日にイスラエル領内での戦闘で殺害したハマス1600人は含まれていない。

www.timesofisrael.com/idf-blows-up-a-gaza-city-high-rise-building-says-it-housed-hamas-infrastructure/

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。