ガザの実情はどこに!?IDFに殺されたと報じられた子供の生存を確認・飢餓の中ご馳走食べるハマス 2025.9.6

Abdul Rahim Muhammad Hamden (Gaza Humanitarian Foundation, via X)

イスラエル軍に殺害とGHF元スタッフ首相の子供の生存確認

今年7月、GHFの職員だったアンソニー・アグイラが、GHFの食糧配布所で、8歳のアミールさんに食べ物を渡した直後に、イスラエル軍の銃撃があり、アミールさんが死亡したと主張し、世界で大きな問題となっていた。

以下からその訴え視聴可能。

www.facebook.com/watch/?v=1460659868274940

事件を受けて、GHFは調査を開始した。この訴えを出したアンソニーが、元アメリカ兵で、GHFが戦争犯罪だと訴えていたからである。

調査の結果、アミールとして映像に写っていた子供が、アブドゥル・ラヒン・ムハンマド・ハムデンさん(9)であり、母親とともに元気に生きていることが判明。GHFがこれを発表した。

www.timesofisrael.com/gaza-aid-group-says-boy-reported-killed-at-site-is-actually-still-living-and-safe/

ガザ地区食糧事情他COGATのアラビア語Facebookより

ガザへは、食糧がどんどん搬入されており、一時炎上していたガザの飢饉や飢餓といったニュースが、最近は、少なくなっているようである。

イスラエル軍の政府活動調整を担当するCOGATは、フェイスブックにアラビア語で、避難情報や、食糧や医療など様々な情報を発信している。フォロワーは111万人(ガザ市民かどうかは不明)

www.facebook.com/COGAT.ARABIC

また、このページでは、ハマスが今年3月のラマダンの最終日に、肉などを含むご馳走を食べている様子や、ガザ市民の元学校長の男性が、息子をハマスに殺されたとして、激しくハマスを非難する様子もアップしている。

膨大な量のパンや、ピザが売られている写真もある。通常のメディアで見るガザとあまりにも違いすぎて、混乱するほどである。

実際のところ、ガザはいったいどうなっているのか。戦争が終わったらすべてが明るみに出ることだろう。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。