イスラエルも異常な暑さ:エルサレムで41度予想 2025.8.12

(Photo: Ido Erez)

日本も非常に暑い日々が続いた後、九州地方で記録を塗り替える大雨となり、予想以上の被害の報告が相次いでいる。被災された方々、遭難者捜索や陥没修復など、作業にあたっているすべての方々の上に、主の支えと導きを祈る。

異常な暑さは、イスラエルでも同様である。環境保全省によると、8月13日(水)14日(木)、ガリラヤ湖沿いのティベリアは、47-49度、ベイトシャンは48度、カルミエルは44-45度、

ベエルシェバは41度、ヨルダン渓谷は51度、最南端のエイラットは、48-49度、しかし、普段は蒸し暑いテルアビブは33度に止まる予想になっている。

エルサレムの気温は40〜41度で、特にエルサレムと西岸地区の一部、ヨルダン渓谷では、熱波に伴って空気汚染が発生しているとのこと。

環境保全省は、高齢者と妊婦、子供などは、屋外での運動は控えるようにと警告を出した。

www.timesofisrael.com/hazardous-air-pollution-warning-issued-in-jerusalem-amid-record-nearing-heatwave/

この暑さの中、雨は降らない季節である。ガリラヤ湖は、海抜213メートルに接近する、212.525メートルまで下がっている。

以前なら節水になったところだが、現在では、海水の淡水化技術があるので、問題にはなっていない。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。