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ガザ北部ベイトハヌーンでイスラエル歩兵5人戦死:14人負傷
ホワイトハウスで、ネタニヤフ首相が、トランプ大統領たちと、ガザについての会談を行っていた7月7日(月)夜、ガザ北部、ベイト・ハヌーンでは、道路上に仕掛けられた爆弾が爆発し、イスラエル兵5人が死亡。14人が負傷していた。2人は重傷とのこと。死亡したのは、以下の5人である。
メイール・シモン・アマール軍曹(20)、モシェ・ニシム・フレッチ軍曹(20)、ノアム・アハロン・ムスガディアン軍曹(20)、モシェ・シュムエル・ノル軍曹(21)、ベニヤミン・アスリン第一軍曹(28)
イスラエル軍によると、ベイト・ハヌーンでは、5日(土)から、ヘリコプターや戦闘機による空爆を伴いながら、地上軍が入る作戦が行われていた。
今回戦死した5人は、地上軍兵士たちだった。過去24時間に、道路にしかけたとみられる爆弾3個を、ハマスが遠隔操作でまず1個爆発させ、歩いていたイスラエル兵数人を殺害。それを助けにイスラエル兵が駆け寄ったところ2発目を爆発させていた。5人はほぼ、この最初の2発で死亡していた。
ハマスの一団は、続いて3発目が爆発させたあと、イスラエル軍に向かって銃撃してきた。約1時間半の戦闘で、ようやく静かになったとのこと。

今回死亡した5人のうち、アスリンさん以外の4人は、ネツァ・ヤフダ旅団という、ユダヤ教超正統派の兵士たちだった。
律法を守れる部隊として1999年に設立された部隊だった。
ガザ地上戦が始まってからの戦死者は449人となった。
イスラエル軍は、ガザでの激しい攻撃を続けており、ガザ地区の約70%を支配下に置いたと言っている。
しかし、まだハマス戦闘員はいるのであり、これらをすべて排除しない限り、イスラエルに平安はないということである。
www.timesofisrael.com/5-idf-soldiers-killed-14-injured-by-roadside-bomb-in-northern-gaza/
深すぎる悲しみの葬儀・各地にて
ユダヤ教では死亡から埋葬が非常に早い。8日(火)には、4人がエルサレムのヘルツェルの丘に、1人はハイファに、9日(水)に一人がヘルツェルの丘に葬られた。

アスリンさんの母親は、「私にとって最愛の人。なぜ私を置いて行ってしまうの」と泣いていたという。
www.timesofisrael.com/why-are-you-leaving-me-4-soldiers-killed-in-beit-hanoun-attack-laid-to-rest/
