目次
IDFによると、昨夜一晩の間に、イランから80発ほどの弾道ミサイルがイランから発射されていた。
このうち40発は北部ハイファ地域。35発はイスラエル中央付近に向かって発射されていた。
イエメンのフーシ派は、このうち2発は、フーシ派が、イランと協力して発射していたと主張している。
この一晩の攻撃で、イスラエル人10人死亡。200人以上負傷・7人行方不明という被害を受けた。
ハイファ地域での死者はアラブ人女性4人
ハイファ近郊アラブ系市民の町タムラへの攻撃で死亡した4人が明らかになった。全員アラブ系市民女性だった。
マナール・カトリブさんとその娘二人、ハラさん(20)、シャダさん(13)、もう一人同名のマナールさんの4人である。
テルアビブ近郊へのミサイルで6人死亡・200人以上負傷・まだ7人行方不明
テルアビブ南部、海岸沿いの町、バットヤムでは、6月15日(日)午前3時過ぎ(現地時間)に、イランから発射された弾道ミサイルが、高層アパートの間に直撃し、アパートは激しく崩壊した。
この攻撃で、3人が死亡。50人以上が瓦礫の下で行方不明となり、必死の捜索活動が行われた。Times of Israelによると、午後には、確認された死者は少なくとも6人。負傷者は100人以上。まだ7人が行方不明である。
死亡した人の中には、8歳少女、10歳少年、18歳少年が含まれている。
生き残った人が、北部で4人死亡したとニュースで見ていた瞬間に、自分のアパートが爆音と共に揺れたと話している。着弾の後、無事だった人々は、崩壊の危険がある中、家族や飼い犬を探していたとのこと。
Daylight reveals a much clearer image of the impact site in Bat Yam, to the south of Tel-Aviv, where the death toll currently sits at 4 and the injuries at over 200, while around 35 are believed to still be missing beneath the rubble. Search-and-rescue teams with IDF Homefront… pic.twitter.com/ZzC6XB3BMN
— OSINTdefender (@sentdefender) June 15, 2025
バットヤムより少し南部内陸のレホボトでも、高層アパートが直撃を受け、少なくとも42人が負傷。このうち2人は重傷で、13人は中等度とのこと。救急隊の証言によると、負傷者の中には、1歳の赤ちゃんとその母親がいた。
この地域には、十分なシェルター完備がなされていない地域だった。人々はパニックになって、叫んでいたという。現場からは、スーツケースを持って避難していく人がいたとのこと。
