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ハマスが解放する人質3人提示:42日間停戦発効
当初の停戦発効時間までにハマスが、初日に解放される人質の名前を提示しなかったため、イスラエル軍が、停戦延期を発表。ガザへの攻撃を実施し、ガザでは少なくとも10人が死亡した。
ハマスは、その後、当初の停戦予定時間から約2時間後に、解放する女性の人質3人の名前を提示した。これを受けて、11:15(日本時間18:15)、停戦が発効となった。
イスラエル人女性人質3人16時半(日本時間23時半)解放準備
本日解放されるのは、ロネン・ゴネンさん(24)、エミリー・ダマリさん(28)、ドロン・ステインブレッチャーさん(31)。
3人は、本日16時半(日本時間午後11時半)に解放される。すでに赤十字の車が3人を迎えにガザへ向かっているとのこと。
3人は、まず、いずれか利用される国境検問所に近い、IDF基地に収容され、IDF代表と医師、心理学者、メンタルヘルス専門家による初期診察と治療を開始する。
おそらく数時間後には、病院へ移動すると予想されている。
以下は、基地内に特別に準備された場所の様子。
www.timesofisrael.com/with-doctors-and-therapists-army-completes-preparations-to-receive-hostages/
イスラエルから釈放される約90人のパレスチナ人の準備
一方、イスラエルは、民間人の人質1人につき、パレスチナ人30人、兵士1人につき、50人を釈放することになっているため、今日だけで約90人のパレスチナ人を釈放する。
囚人たちは、オフィル刑務所から、西岸地区ラマラまで運ばれ、そこから各地へ向かう。約15人が東エルサレムに向かうという。
これだけでのテロリストを、西岸地区に釈放することから、軍は今後の警備を強化すると言っている。
www.ynetnews.com/article/ry7hodqwjg
停戦後のガザ地区の様子
ガザでは、銃を掲げる武装集団が停戦を祝う様子や、瓦礫の中、避難民が続々と自宅方面へ戻っていく様子が報じられている。ガザでは230万人の住民のうち、190万人が避難民となりテント生活を強いられていた。
また人道支援物資のトラックが大量にガザに入り始めている。