レバノンでの停戦がなんとか維持され、シリアも新政権が発足。ガザでの停戦も始まる見込みとなり、世界の航空会社が、テルアビブを含む中東都市への乗り入れを再開する動きにある。
格安航空で知られるハンガリー拠点のウイズエアは、ロンドンからテルアビブへの便を16日(木)に再開。同社は、これと並行して、ヨルダンにアンマンへのフライトも再開させている。
ドイツのルフトハンザは2月1日から、テルアビブへの乗り入れを再開すると発表した。これを受けて、ルフトハンザとグループにあたるスイス航空、オーストリア航空、ブリュッセル航空、ユーロウイングスも再開となる。
イギリスの格安航空でイスラエル人に人気のイージージェットもテルアビブを経由する便の再開を、ここ数日の様子を見て前向きに検討すると表明している。
一方、新政権が立ちあがろうとするシリアでは、トルコが影響力を強化する動きに出ているが、トルコ航空は、1月23日から、10年ぶりにダマスカスへの乗り入れを、週3回で再開すると発表した。
しかし、ルフトハンザは、イランのテヘランへの乗り入れは、2月14日まで停止。レバノンのベイルートへも2月28日までの運休を続けるなど慎重な動きは続いている。
www.timesofisrael.com/wizz-air-resumes-tel-aviv-london-flights-lufthansa-group-to-return-feb-1/
<石のひとりごと>
イスラエルへの聖地旅行を延期してきた人は少なくないだろう。平和が戻るやいなや、イスラエルの観光業が、パンクするのではないかとは、うれしい予感ではある。