2日、ハマス報道官は、6月に、ガザで生きている人質4人(ノアさん含む4人)を武力で奪回した際、人質を預かっているメンバーに新しい指示が出されたと発表した。その支持とは、もしイスラエル軍が近づいてきたら、人質を殺せというものだったという。
今回、トンネルで人質6人が殺害されたとき、イスラエル軍はすぐ近くまで来ていたことから、この発表が、ハマスが6人の殺害を認めたとも理解できるわけである。
これにより、イスラエル軍はこれから非常に動きにくくなった。ハマスに近づくことで、人質が殺されるかもしれないからである。なんとも、悪質な作戦である。
ハマス幹部のアブ・ズフリは、ネタニヤフ首相は、6人の死亡の責任逃れをしようとしている。「ネタニヤフ首相は、6人を見殺しにした。残りの人質もそうなるだろう。ネタニヤフ首相は、こちらに合意するべきかどうか、よく考えるべきだ」と述べた。
その上で2日夜、今回殺害されたエデン・イエルシャルミさんの生前に撮影されたビデオを送りつけてきた。以下はエデンさんの家族の承認の元、公開された映像である。その中で、エデンさんは、家族全員への愛を述べている。
twitter.com/AvivaKlompas/status/1830703511794856012
<石のひとりごと>
ハマスのやっていることが、イスラエルとの土地問題を超えて、サタニックであることが、ここからもよくわかるのではないだろうか。
これは、単に、イスラエルがパレスチナ人の権利や土地を奪っているからだと世界が言っているような問題ではない。ユダヤ人とその国、イスラエルに対する、霊的な憎しみであることを思わされる。
