ヒズボラとの攻撃の応酬がエスカレートしている。21日、ヒズボラが発射したロケット弾は、当初75発と伝えられていたが、最終的には115発となった。
ゴラン高原では、特にカツリンに50発飛来し、ほとんどは迎撃したが、家屋に着弾して、イスラエル人男性(33)が負傷した。
これを受けて、イスラエル軍は、レバノン南部10箇所という広範囲にあるヒズボラ関係地点などへの空爆を実施した。空爆した地域の中には、パレスチナ人難民キャンプもあり、車に乗っていたファタハ(パレスチナ自治政府基盤)関係者のカリル・マクダが死亡した。
غارة من مسيرة اسـرائيلية استهدافت سيارة بمنطقة الفيلات في محيط مدينة صيدا(مخيم المية ومية) pic.twitter.com/tK1BPRSqXh
— Mohammad (@Mohamaddsyrien) August 21, 2024
これに続く、最新ニュースでは、ヒズボラがメロン山のイスラエル軍基地を攻撃したとのことである。
北部での攻撃の応酬が続く中、新たな国境周辺住民が危機的状況になり始めている。国境から1以内の住民6万1000人はまだ帰宅できる状態にないのは言うまでもないが、今は、避難指示になっていない境目の住民が、最北端住民として、危険になり始めている。
以下の記事では、国境から7.6キロのキブツ・ゲシェル・ハツィブの近くにドローンが着弾した時のことが報告されている。
このキブツからもすでに30%が避難したとのことだが、まだ70%にあたる1100人が自宅に残っているという。人口が減ったことで、ピザ店など、ビジネスも影響を受けている。
イランは、アメリカなどからの厳しい警告を受けて、イスラエルへの攻撃は、ひとまず棚上げしたようだとみられている。しかし、その代わりに、ヒズボラにイスラエルを攻撃させているとの分析もある。