本日午前2時半(現地時間)ごろ、ヒズボラの爆発物を搭載した、ドローンの一団が、ガリラヤ湖北部各地に飛来した。
アイアンドームが迎撃したが、あるものは、マヴォット・ヘルモン評議会が運営するリハビリセンターに着弾。施設を破壊した。負傷者出ていない。
迎撃による野原の火災も複数発生したとのこと。
נזק כבד נגרם מפגיעת כטב"מ או מיירט במתקפה הערב למרכז השיקומי במבואות חרמון. זה המרכז הטיפולי היחיד שלנו, תושבי הגליל המזרחי. בנייתו ארכה שנים. pic.twitter.com/vK0Mu2e0fC
— Rubi Hammerschlag | רובי המרשלג (@rubih67) August 10, 2024
以下は、飛来するドローンを見上げるイスラエル人たちの様子。「いつ落とすんだ」とか、「イマレ(お母さん)」などと言う声が聞こえる。迎撃される様子に、皆スマホをかざすなど、余裕の様子も。
Footage posted to social media shows the apparent interception of a Hezbollah drone over northern Israel this evening. pic.twitter.com/vWCuNsxWl4
— Emanuel (Mannie) Fabian (@manniefabian) August 10, 2024
www.timesofisrael.com/hezbollah-launches-drones-at-north-after-idf-kills-hamas-commander-in-lebanon/
ヒズボラは、この攻撃について、レバノン国境から18キロ地点にある、イスラエル軍青年部隊の訓練基地を標的にしたと発表。
この前日9日に、イスラエル軍が、レバノンの都市シドンで、ハマスの司令官サミー・アル・ハッジが乗っていた車をピンポイントで攻撃し、暗殺したことへの報復だと述べた。
これに対し、イスラエルは、ヒズボラの軍事拠点や、その関係者の暗殺など、かなり標準を絞った形での反撃を行っている。
こうした中、イスラエル軍は、イスラエルへの誘導ミサイルを混乱させるため、GPSジャマーという、グーグルマップやウエイズなど、GPS機能を妨害するシステムを、北部国境、西岸地区国境、エイラット(フーシ派ミサイルの危険)に配置したという。
この機能は、ネタニヤフ首相が訪米した際、その軌道を知られないようにするために使われたが、首相機が、ベン・グリオン空港に着陸した際、ベイルートに着陸したかのように発信していたという。