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新たに男性人質3人の遺体回収
先週、ハマスに捉えられている若い女性5人の映像が公開され、イスラエル市民に大きなショックとなった。その数日後の24日、イスラエル軍は、ガザ北部ジャバリヤで新たに3人の男性の遺体を回収したと発表した。
3人は、オリオン・ヘルナンデス・ラドウクスさん(30)、ハナン・ヤブロンカさん(42)、ミカエル・ニセンバウムさん(59)で、昨年10月7日の時点で、殺されていた。3人は、これまで何の情報もなく、まだ生きていると考えられていた人々だった。
ラドウクスさんの遺体は、先週、やはり遺体で発見されたシャニ・ルークさんのボーイフレンドで、共に音楽フェスに参加して被災していた。
今もガザに囚われている人質は125人。このうち39人は死亡と宣言されている。これまでに遺体で帰ってきた人は、イスラエル軍の誤射で死亡した3人を含め、19人。
カイロでの人質交渉はどうなる?
先週、人質になっている若い女性5人の映像が流されて、イスラエル国内では、衝撃であった。
毎週、安息日明けに行われている人質解放のための大規模なデモは、今週25日にも行われていた。
特に今回は、「母親の夜」と称して、子供たちがハマスの人質になっている人々が声をあげた。
www.timesofisrael.com/hostages-families-to-hold-weekly-protest-demanding-return-of-their-loved-ones/
先週のショッキングな5人の女性人質の様子から、イスラエルは、カイロで行われている人質解放と停戦にむけた交渉を再開する動きにあった。
しかし、ネタニヤフ首相が、戦闘はやめないとの姿勢を貫いているので、楽観はできないとの見通しと言われていた。そうした中での26日、ラファで45人が死亡する事態になったということである。
今、イスラエルでは、国際的な停戦への圧力から、人質は忘れられたまま、ただ停戦に追い込まれるのではないかとの懸念が広がっている。