ヘルツォグ大統領は、UAEのドーハで開催されている気候変動国際会議COP28(140カ国首脳出席)に、イスラエルを代表して出席。Cおうど休戦が決裂した日にドーハに到着し、カタールのアル・サーニー首長とはじめての直接会談を行った。
カタールは、イランとも関係を持ち、ハマスの指導者らを匿っている国である。イスラエルとの国交はない。そのカタールの首長と、イスラエルの大統領が握手する様子は、これまでならあり得ないことであった。しかし、昨日、それが実現し、両者は直接話し合いの時を持った。会談の内容は公開されていない。
カタールは、ハマスとイスラエルの休戦と人質交換を仲介してきた国である。ガザにはまだ137人のイスラエル人と外国人の人質が残されている。カタールとエジプトは今も交渉を続けていると言っているが、イスラエルは、もはや交渉はないと言っている。
ヘルツォグ大統領は、この他、これまでにUAEに首長、インドのモディ首相、イギリスのチャールズ国王と会談し、人質解放の重要性を訴えている。COP28でも本日、演説を行うことになっている。