イギリスで接種が始まり、アメリカでもまもなく始まるとされるファイザーのワクチン。イスラエルにも9日、第一便となる3000-4000人分が、ブリュッセルから到着した。
ファイザーのワクチンは、マイナス70度の保存庫が必要になる。イスラエルは、ワクチンのための特別な保冷庫を製造し、全国に配布する準備も整えている。これらを確認の後、大量のワクチンが翌日以降に届くことになっている。
ネタニヤフ首相は、ベングリオン空港に出向いてワクチンの到着を見届け、ちょっと大げさなほどに、この日を感動を持って受け止めていると述べた。また、国民に接種を受けて欲しいと訴えるとともに、その見本として、自分が第一号になると述べた。
国民への接種は、当初20日からと報じられたが、後に27日からになると発表された。