イスラエルとUAE(アラブ首長国連邦)には、正式な国交はまだない。しかし、UAEのメディアによると、2日、イスラエルの宇宙開発(IAI)を含む高度防衛システムの会社ラファエルと、UAEのテクノロジー企業、グループ42(G24)が、コロナを含む世界に貢献する技術開発において、協力するという覚書に署名したと伝えた。
イスラエルと湾岸アラブ諸国が、防衛にも深く関わるような技術協力で合意するなど、これまでになかったことである。
イスラエルとUAEは、近年柔道トーナメントでイスラエル選手を受け入れ、イスラエル選手が優勝すると、イスラエルの国家を国内で流れるのを許すなど、公の交流がみられるようになっていた。
さらには、互いの政治家の訪問はじめ、コロナ禍において、UAEは、パレスチナ人への支援物資をのせた航空機を、はじめて、イスラエルのベングリオン国際控股に着陸させている。また、湾岸諸国に間では、イスラエルのすすんだテレ・メディスン(遠隔医療)技術を取り入れる動きもあった。
こうしたイスラエル、湾岸諸国交流の背後には、UAEと深い関係にあったユダヤ教ラビ・マーク・シュネイアーの存在があると伝えられている。
www.timesofisrael.com/israeli-and-emirati-firms-sign-historic-agreement-to-jointly-combat-covid-19/