イタリア北部では、医療崩壊が発生し、1日に683人が死亡。死者の合計は7503人と、悲惨な状況が続く。発症してもそのまま自宅で放置されて死亡するケース。人工呼吸器を若い患者に譲って死亡したカトリック神父など、想像を絶する状態が続いている。
そのイタリアから出られなくなっているイスラエル人330人が、政府が派遣した旅客機(イスラエルエアー)で23日、帰国した。330人は、主に若い学生とのこと。全員マスクを着用してベングリオン空港に到着。そのまま2週間の隔離にはいる。
イスラエル外務省は先週、ペルーから、エルアル機4機を使って、立ち往生のイスラエル人1000人を救出した。
世界には今も約1万人のイスラエル人が立ち往生に陥っている。外務省は全員を救出・帰国させるとして、エルアル、アキアなどと計画を進めている。今後救出作戦が行われる予定の国は、オーストラリア、コスタリカ、インド、クロアチア、まだイタリア、アルゼンチン、ブラジルとなっている。
イスラエル人は日本にもいるが、今の所、こうした動きはない。
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