連立政権確定方向 2013.3.10

難航していたネタニヤフ首相の連立交渉だが、9日夜徹夜の交渉が行われた。現在、主要2党である未来がある党(ラピード党首)、ユダヤの家党(ベネット党首)それぞれと妥協が成立し、今週早々にも新連立政権が立ち上がる見通しとなった。

ユダヤ教政党シャスは、連立からははずれることになる。シャスがはずれた場合、有力2党は、ユダヤ教超正統派の徴兵をはじめ、安息日にバスを走らせたり、市民レベル結婚(ラビを通さない結婚)を認めるなどを提案しており、今後社会変革を実現するのかどうか注目される。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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