ハイファ中央バスターミナルのテロで70歳男性死亡:先週は車突っ込みテロ 2025.3.3

credit: דוברות מד"א

ハイファのバスターミナルでナイフテロ:1人死亡

3月3日朝、イスラエルでは朝の通勤、通学時間に、ハイファの中央バスターミナルで、ナイフによるテロが発生した。テロリストは、バスが到着後、降りたところで、「アラー・アクバル(アラーは偉大なり)」と叫びながら、人々を刺しまわった。

これにより、70歳男性が背中から何度も刺されて死亡。15歳の少年と、70代女性、30代男女3人の計4人が負傷した。15歳少年は、重傷で手術を受けたが安定しているとのこと。他の人は中程度の負傷。

テロリストは、すぐに治安部隊に射殺された。調べによると、テロリストはイスラエル国籍とドイツ国籍を持つドルーズ族のイトロ・シャヒン(20代)で、数ヶ月ほど国外にて、先月、帰国したところだった。

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現場は、全国の都市間を結ぶ長距離バスが出入りする大きなセントラルバスステーションである。テルアビブとハイファ結ぶ鉄道の駅にも通じている。

続くテロとラマダンの始まりに緊張:先週もあったテロで13歳少女負傷

オリーブ山通信ではカバーできていなかったが、イスラエルでは先週も、市民をターゲットにしたテロが、北部のパルデス・ハナで発生していた。

この時は、バス停に車が突っ込むというテロで、17歳の少女含む13人が負傷した。少女は、頭部と手足に重傷を負い、危篤だと言われていた。その後ニュースはないので、なんとか生き延びているものと思われる。

その他、60歳男性と19歳女性が頭部に負傷して重体となっていた。

テロリストは、さらに前進して、警察の車に衝突。車から降りて、警察官を刺そうとしたため、警察が射殺した。

テロリストは、西岸地区ジェニン出身で、アラブ系イスラエル人の妻と結婚し、違法にイスラエル国内に住んでいたいるジャミル・ザユド(53)であった。ハマスが賞賛する声明を出していた。

www.timesofisrael.com/teen-in-critical-condition-after-terror-suspect-plows-car-into-bus-stop-injuring-13/

Explosion of bus in Bat Yam February 20, 2025
(photo credit: AVSHALOM SASSONI/MAARIV)

さらに、この1週間前には、テルアビブ周辺で、3台のバスが爆発、炎上する事件が発生。この時は。奇跡的に死傷者は出ていなかった。

テロが続く中、ラマダンが始まったことから、イスラエル国内では、テロが続くのではないかと緊張が広がっている。

すべてのテロが未然に防がれ、あったとしても失敗に終わるよう、祈られたし。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。