解放された女性3人の体調は安定:少しずつ証言も 2025.1.21

Emily Damari (right) and her mother, Mandy, hold a video call with family members after her return from Hamas captivity, January 19, 2025. (IDF)

第一弾として、ハマスから解放された3人の人質、ロミ・ゴネンさん(24)、エミリー・ダマリさん(28)、ドロン・スタインブレッチャーさん(31)の健康状態は、落ち着いているとのこと。

ドロンさんの家族は、ドロンさんには笑顔があり、回復に取り組んでいる。大丈夫ですと語っている。エミリーさんも同様である。以下はその様子を伝える家族の様子

解放から3日目になり、3人は少しづつ、ガザでのことを話しているという。

解放は、その数時間前に告げられたとのことで、大勢のハマスやガザの群衆の中での移送は、死ぬほど怖かったと語っている。

ゴネンさんは、10月7日、スパノバ音楽祭に参加していて、拉致されていた。エミリーさんとドロンさんは、キブツ・クファル・アザのそれぞれの自宅から拉致されていた。

人質たちは、ばらばらではなく、複数一緒に、人道支援地帯含め、移動させられたという。ただ、人質の中には、過去15ヶ月ずっと、地下のトンネルで過ごした人もいるとのこと。

テレビやラジオで、イスラエルで行われている、人質解放のデモの様子、その中に家族の様子も見ていたと語っている。

ダマリさんは、拉致の際の銃撃で、指を2本失っている。昨年11月に解放された人質も言っていたが、負傷の治療は麻酔なしで行われたとのこと。

www.timesofisrael.com/i-thought-id-die-in-gaza-first-testimonies-from-freed-hostages-released/

次の人質解放は、1月25日(土)に4人が解放される予定である。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。