目次
西岸地区で警察官3人死亡
戦闘続く西岸地区。1日、西岸地区南部のパレスチナ人の町タルクミヤに近い国道35号線の検問所近くで、1日朝、パレスチナ人が走行するイスラエルの警察車両に、走行車から発砲。警察官3人が死亡した。
この攻撃で、死亡したのは、アリク・ベン・エリヤフ警部(37)、ハダス・ブランチ曹長(53)、ロニ・シャクリー曹長(61)。
シュクリー曹長の娘のモリさんは、やはり警察官で、10月7日に、スデロット警察署を乗っ取ろうとしていたハマス戦闘員と戦う中、殉職していた。娘と夫を亡くした妻がいるということである。
テロリストのモハンマド・アル・アスワド(31)は、その後足で逃亡したが、その後、イスラエル軍がヘブロンで、隠れていたビルを包囲し、出てきたところを射殺した。アスワドは、M16ライフルを所持していた。
先週、2件の自爆テロが未遂で阻止したが、その時のテロリスト2人もヘブロンから着ていたのであった。
www.timesofisrael.com/3-killed-in-southern-west-bank-shooting-attack-idf-pursuing-gunmen/
西岸地区では、北部(ジェニンがある地域)でも戦闘になっており、31日、ジェニンに突入したイスラエル部隊が、パレスチナ人2人から、4人が銃撃を受けた。
この時にエルカナ・ナボン軍曹(20)が死亡。3人が負傷した。
北部での戦闘は激しくなっており、これまでにイスラエル軍が戦闘で殺害したパレスチナ人は30人近くになっている。
石のひとりごと
日本は、地震や異常気象に見舞われる国だが、幸い、戦争はない。イスラエルに住む市民たちがどんな思いでいるのかは、理解できる人は少ないだろう。
イスラエルとて、戦争などしたくない。しかし、させられてしまう。その中で、連日のようにかけがえのない笑顔が奪われていく・・心が重くなる。