西岸地区・道路爆弾爆発でイスラエル予備役兵1人死亡 2025.1.21

1月20日(月)、西岸地区でパトロールしていた軍車両が通過した際に、道路に仕掛けられた爆弾が爆発。予備役のエビヤタール・ベン・イエフダ軍曹(31)が死亡。大隊長と兵士3人の計4人が負傷した。

ガザに注意が集まっているが、ハマスはガザだけでなく、西岸地区でも活動している。イスラエル軍は、テロリストとして6000人の指名手配をしているが、このうち2350人はハマスである。

これまでに、西岸地区各地で発生するイスラエルの治安部隊との銃撃戦や、最近行われるようになった空爆で死亡したパレスチナ人は858人。イスラエル治安部隊での死者も、46人。最近になり、イスラエルの横で、パレスチナ自治政府も、テロリストの逮捕に乗り出しているが、イスラエルとの協力はないとのこと。

この混乱の中で、またテロリスト90人が西岸地区と東エルサレムへ釈放されたわけである。さらに、これに合わせて、過激入植者たちが、パレスチナ人の村を放火する事態にもなっていた。

双方、終わりなき戦いである。

www.timesofisrael.com/idf-reservist-killed-senior-officer-seriously-hurt-by-roadside-bomb-in-west-bank/

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。