1月20日(月)、西岸地区でパトロールしていた軍車両が通過した際に、道路に仕掛けられた爆弾が爆発。予備役のエビヤタール・ベン・イエフダ軍曹(31)が死亡。大隊長と兵士3人の計4人が負傷した。
ガザに注意が集まっているが、ハマスはガザだけでなく、西岸地区でも活動している。イスラエル軍は、テロリストとして6000人の指名手配をしているが、このうち2350人はハマスである。
これまでに、西岸地区各地で発生するイスラエルの治安部隊との銃撃戦や、最近行われるようになった空爆で死亡したパレスチナ人は858人。イスラエル治安部隊での死者も、46人。最近になり、イスラエルの横で、パレスチナ自治政府も、テロリストの逮捕に乗り出しているが、イスラエルとの協力はないとのこと。
この混乱の中で、またテロリスト90人が西岸地区と東エルサレムへ釈放されたわけである。さらに、これに合わせて、過激入植者たちが、パレスチナ人の村を放火する事態にもなっていた。
双方、終わりなき戦いである。