目次
西岸地区で道路脇爆弾による戦死続く
西岸地区の戦闘が深刻になりつつある。1日、西岸地区パレスチナ自治区ツルカレムに近い難民キャンオプ、ヌル・シャムスで、イスラエル軍の装甲兵委員輸送車が走行中に、道路脇に設置されていた爆弾が爆発。
これにより、車を運転していたヤフダ・ゲト第一軍曹が死亡。車に乗っていたもう一人は重傷となった。
2人の救出を試みるイスラエル軍部隊は、近くにいたパレスチナ戦闘員らにドローンで攻撃。
一方パレスチナ人戦闘員らが、車の近くの爆弾を爆破させた。これにより、近くにいたパレスチナ人女性が死亡。イスラエル軍も銃撃で反撃し、パレスチナ人1人が死亡したが、自治政府によると、15歳の少年であったもようである。
イスラエル軍攻撃については、イスラム聖戦が犯行声明を出した。
道路脇に罠として爆弾が設置されており、その被害が相次いだ。この前日には、ジェニンでも同様に、道路脇にあった爆弾が爆発し、救出の際にイスラエル兵1人が死亡。16人が負傷していた。
ヌル・シャムス現場から100m地点で反撃:パレスチナ人戦闘員4人死亡
ヤフダ・ゲト軍曹が、ヌル・シャムスで戦死した後、軍は道路脇に爆弾を設置したグループを待ち伏せし、3日にやってきた4人に対し、ドローンで攻撃。4人が死亡した。
現場は、ゲト軍曹が死亡した現場から100mの地点だったという。
4人は、ヤジード・サアド・アル・シャフィ、ニムル・アンワル・ハマルシェ、モハメド・シャハダ・とモハメド・ハッサン・ガナム。4人とも銃を担いだ写真がアップされており、明らかに戦闘員である。
شهداء عملية الاغتيال في مخيم نور شمس
يزيد صاعد الشافع
نمر انور حمارشة
محمد ياسر شحادة
محمد حسن غنام pic.twitter.com/k8LVfWB9wa— Hisham Abu Shaqrah | هشام أبو شقرة (@HShaqrah) July 2, 2024