現在、ジュネーブで行われている第二回シリア国際会議。国連のブラヒミ特使を中心に、シリア政権側、反政府勢力代表の間を行ったり来たりと話し合いが行われた。
金曜に両者が同じ部屋で直接、対談する予定だったが、1日延期になった。その後、まだ何のニュースも流れてきていない。
ブラヒミ特使によると、両者の溝はあまりにも大きいため、今は最終的な平和ではなく、人道支援物資をどう持ち込むかといった限局的な条件などについての話し合いになっているもようである。
こうしている間にも戦闘が続き、人は死んでいる。シリアでは、特に反政府勢力に包囲されたままのホムスの住民が最も悲惨である。先週、アサド政権が組織的に行っているとみられる拷問を証言するビデオが公開された。