18日18:30(日本時間19日0:30)ごろ、ブルガリヤの空港で、移動用バスが爆破され、乗っていたイスラエル人7人が死亡。20人以上が負傷、うち3人が重傷。現在、空港は閉鎖されている。
バスに乗っていたのはイスラエルから到着したばかりのツアーグループ40人で、明らかにイスラエル人をねらったテロ。自爆テロという報告の他、バスに仕掛けられていた爆弾という報告もある。いずれにしてもかなり大きな爆発だったもよう。イスラエルからは緊急対策チームがブルガリヤに向かっている。
現在、ブルガリア在住のユダヤ人に警戒が呼びかけられている。イスラエルのベン・グリオン空港では、ブルガリア、クロアチア、セルビア、ギリシャ、南アフリカ、タイ、トルコ、アゼルバイジャンへの出発便を停止している。
<イランの責任:ネタニヤフ首相>
最近、キプロスなど複数の国でイスラエル人をターゲットにしていたとみられるテロリストが逮捕されいる。その多くにイランが関わっていることから、ネタニヤフ首相は今回のテロは「イランの責任」だと非難声明を出した。
<海外にいるイスラエル人に警告>
毎年のことであるが、この時期、大勢のイスラエル人が海外に旅行に出ている。今年は例年よりイスラエル人をねらったテロの可能性が高いとみられている。今朝は、ロンドンオリンピックにあわせて、ロンドンにいるユダヤ人コミュニティに警戒態勢をとるよう、支持が出されたところである。