最新シリア情勢 2012.10.2

シリアではダマスカス、アレッポで壊滅的な爆発が起こり一日で300人以上が死亡するなど、事態は悪化を続けてている。
これまでの死者は28000人。CNNによると、8月の死者は5091人、9月は4071人が死亡した。国連によると、難民指定を受けたか、指定待ちのシリア難民は294000人。今年末までにその数は70万人に達すると予測されている。

アサド政府軍をイラン、ロシア、中国が支援、反政府軍をアメリカとトルコなどが支援している。

<国連で演説:シリアのアル・モーレン外相>

シリアのアル・モーレン外相は、2日、世界中がアサド大統領の退陣を求める中、カタール、サウジアラビア、トルコ、アメリカ、フランスがシリア国内の”テロ(反政府軍のこと)”を支援していると非難した。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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