日本の信州の山で遭難のイスラエル人3人無事救出 2025.1.7

ski resort near Japan's Hakuba, after their rescue, January 7, 2025. (Israeli Embassy in Tokyo)

1月6日(月)、長野県信州古谷村千国の山中のバックカントリーで、スノーボードやスキーで、楽しんでいたイスラエル人男性3人(20歳代)、ドール・モルデカイさん、ヨアブ・デービッドさん、ヤイール・ラズ・ヤヤさんが、道に迷って帰れなくなり、低体温症に陥って助けを求める事態になった。

バックカントリーとは、スキー場やゲレンデなど、整備された区域の外で、自然を自然のままで楽しむことができる地域のこと。3人は、バックカントリーに入った後、ナビゲーションに失敗し、立ち往生になったとのこと。

あいにくこの日は天候が悪く、ヘリコプターが到達できなかったため、3人はそのまま夜を明かさなければならなかった。携帯のバッテリーが切れようとする中、地面に隙間を掘るなどして、3人で暖を一緒にとって夜を明かした。

長野県警の山岳救助隊11人が山に入り、3人を発見したのは、24時間後の7日朝11時すぎだった。3人は、無事下山した。在日イスラエル大使のコーヘン氏が、県警と救助隊の協力に深く感謝するとの声明を出した。

www.timesofisrael.com/liveblog_entry/3-israelis-rescued-from-freezing-japanese-mountain-after-being-stranded-for-24-hours/

news.yahoo.co.jp/articles/0faa9c0ce0fc90f5e1fae253aca1566df9bb32ec

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。