広島被爆80年平和記念式典にイスラエルとイラン、パレスチナ自治政府も出席予定 2025.7.12

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広島では、今年8月6日(水)、原爆投下から80年を記念する平和式典が行われる。出席する国は、過去最多となる124か国で、その中には、イスラエルとイランも含まれているとのこと。双方とも在日大使が出席する。

また今年は、国ではないが、パレスチナ自治政府も招待され、初めて、自治政府の在日大使が出席する。

広島市は、昨年、イスラエルは招待する中、ウクライナへの侵攻を行っているロシアは招待しなかった。これに対し、被爆者たちは、二重基準でおかしいと訴えた。(イスラエルがガザへ侵攻しているとの考え方に基づく)

このため、今年、広島市は、国連加盟国196カ国すべてに、招待ではなく、「案内」を送付。来るものは拒まずの形にしたとのこと。

これまでのところ、124カ国が出席と応答。核保有国では、アメリカは調整中。ロシア、中国、パキスタンも返事なしとのこと。

news.yahoo.co.jp/articles/3f5539b8ad9b5045cef8819c15aa8ee9ea62f158

石のひとりごと

戦争が絶えない世界の中にあって、日本は、80年も戦争がないという恵みに預かったことを実感する。

原爆ドームの前に立って、世界の国々の代表が、戦争と、それがもたらすものを前に、人間の愚かさを実感してくれるだろうか。

無言のメッセージが届くようにと期待したい。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。