目次
ブリンケン米国務長官が、イランとその傀儡組織、イスラエルとの大規模戦闘が24-48時間以内に始まると言っていたが、その48時間を超えた。世界が固唾を飲んでその時を見守っている中、今の所、大きな戦争にはなっていない。アメリカが双方に抑制を要請しているもようでる。
しかし、現地ではこれまでと同様の衝突は各地で続いている他、イラクでは、アメリカ軍基地が、もう3度も攻撃されており、米兵7人が負傷している。
IDFがヒズボラ・エリート部隊司令官暗殺:ヒズボラドローン・迎撃失敗でイスラエル人19人負傷1人重症
5日、イスラエルは軍は、南レバノンにいた、ヒズボラのエリート部隊ラドワン部隊の司令官アリ・ヤマル・アル・ヤワッドをドローンで暗殺した。
すると6日、ヒズボラのドローンが、ガリラヤ西部にむけて発射され、アイアンドームが迎撃したが、迎撃に失敗。ナハリヤ地域3ヶ所に落下することで、イスラエル人計19人が負傷した。
1発は、ナハリヤ近郊のイスラエル軍キャンプ基地に落下して火災となり、兵士6人が負傷。
Six IDF soldiers were lightly wounded in the Hezbollah drone attack earlier today in the Western Galilee.
One of the Hezbollah drones impacted the Shraga Camp near Nahariya, sparking a fire. The troops were taken to hospitals for minor injuries, including ringing in their ears… pic.twitter.com/G6Bbz2IGs8
— Emanuel (Mannie) Fabian (@manniefabian) August 6, 2024
国道4号線ぞいでは、落下物で男性(40代)が重傷となった。これについては、迎撃ミサイルの破片が原因とみられている。飛来するドローンが目撃され、車から降りて伏せていたことで助かったといった報告もある。
以下の映像では、ドローンが飛来した後、男性が、「ほらもう一つくるぞ!」と叫んでいる。危険は、国境だけでなく、国内市街地にも及んでいるということである、
אין מפחיד כמו כטבמים. זה מלא פעמים אפילו לא מפעיל אזעקה עד שזה מתפוצץ והיא מופעלת בגלל רסיסים. אפשר אשכרה להרים את הראש ופתאום לראות כטבמ אני לא יודעת אם אתם מבינים כמה זאת לא מציאות שהגיוני לחיות בה pic.twitter.com/w2Xqcr0t3F
— Maya Goldin (@maya_goldin) August 6, 2024
ハマスとの戦闘でイスラエル兵7人負傷(4人重傷):ガザからロケット弾15発
ガザでは、激しい戦闘が続けられている。イスラエル軍は、2月20日の記事で、ハマス1万2000人をガザで殺したと発表していたため、今はそれ以上になっているはずである。
しかし、ハマスはまだ反撃を続けている。5日、ハマスが投げた爆発物で、イスラエル軍予備役兵7人が負傷。うち4人は重傷を負った。イスラエル国内にもロケット弾15発を発射し、走行中のトラックに着弾。運転手(37)が軽傷を負った。
イラクで米軍攻撃:米兵5人負傷(1人重傷)
イランとその傀儡がイスラエルを攻撃しようとする今、アメリカはイスラエルの側に立って防衛を支援すると明確に表明している。このため、イラクなど中東にいる米軍も危機に直面することになっている。
5日、イラク領内の米軍基地へロケット弾2発が撃ち込まれ、基地内に着弾。少なくとも5人が負傷し、1人は重傷となった。オースティン米国微雨省は、状況がエスカレートしていることを示していると、イスラエルのギャラント防衛相に連絡をしたとのこと。
なお、イラクには、米軍基地に2500人の米兵が駐留している。イラクは、2025年9月までに撤退を望んでいると、Times of Israel はイラク情報筋からとして伝えている。
www.timesofisrael.com/five-us-servicemembers-injured-in-missile-attack-on-base-in-iraq/
余談になるが、イラクに米軍がいなくなると、エゼキエル書にあるように北からの大軍がイスラエルへ流れ込むことを差し止めるものがなくなる。
ロシアとイランが接近し、さらにはイラクにあるユーフラテス川も干上がり始めていることから、終わりの時にイスラエルが攻撃されるという聖書のことばが、いよいよ彷彿としてくるところである。