11月30日、東京ホテルニューオータニにてサイバーテック東京が行われた。これは、サイバーテックでは世界の最先端を行くイスラエルが行っているカンファレンスで、イスラエルのスタートアップ企業会社がブースを出し、出資者を募るカンファレンスである。
通常テルアビブで行われるが、海外でも開催されている。東京では初めて。http://tokyo.cybertechconference.com/program
これに合わせて、イスラエルのエリ・コーヘン経財相が、11のサイバー関連企業代表を伴って日本を訪問し、今後、さらに技術協力を行っていくことで、様々な合意が進んだ。
サイバーセキュリティでは、日本はかなり遅れているといわれる。Yネットによると、今回、日本のオリックス、三菱が、イスラエル企業に大口の投資を決めたという。
www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5050562,00.html
<文春オンライン:イスラエルのビジネスエリートが語る「日本の企業はここが残念」>
友人がFBにアップしていた記事だが、イスラエルのビジネスマンから日本がどうみえているのか、興味ふかい記事であったので、紹介させていただく。
記事では、日本はサイバー関係については「先進国」ではないということに驚かされたと指摘している。
以前、イスラエル人の知人が家族とともに日本へ旅行に来た際、「ネットがつながらない。」とあわてて助けを求めてきたことがある。町中、どこででもネットがつながり、利用料金も格段に安いイスラエルから日本に来ると、きわめて不便な「サイバー後進国」であることに驚かされるのである。
以前にも指摘されたことがあるが、日本は、日本だけできわめて完結しているのだという。そのため、海外の動きにどうしても無頓着になりやすい。ビジネスにおいても、日本国内での対応と同じ対応をしようとする、つまり、「日本可」しがちなので、グローバルなビジネスには失敗しやすいのだという。
しかし、物作り日本には、非常によきものがたくさんあるので、これは残念な傾向、ということである。
ネガティブな記事ではないので、ぜひどうぞ。http://bunshun.jp/articles/-/5009?page=3
また最近、日本の戦争を調べることが多いのだが、日本がロシアに大敗したと言われるノモンハン事件。俳優の武田鉄矢氏が実にわかりやすく、おもしろく、またそこから、今の日本にも通じる弱点、改善点をポジティブに解説している。時間がある方はどうぞ。
ラジオトーク・ユーチューブによるまとめ: 負けることにも失敗した日本:https://www.youtube.com/watch?v=VvmiX3Jeq-I