先月6月13日にイスラエルがイランを攻撃すると、ベン・グリオン空港では発着が全て停止。海外にいたイスラエル人たちは立ち往生になる騒ぎとなった。
しかし、その後、6月24日に、イランとの停戦が発効となった。ベン・グリオン空港では、エルアル航空が、最初は制限月で開始し、今では、エチオピア航空、アゼルバイジャン航空なども発着を再開させている。
イスラエルを取り巻く情勢は、まだまだカオスであり、フーシ派のミサイルも時々飛来している。しかし、上空については、以前よりは、危険性が低下しているとみられる。
このため、欧州航空局は、7月7日の時点で、テルアビブ乗り入れへの警告を解除した。
これを受けて、欧米の航空会社が、徐々に、テルアビブへの乗り入れ再開を予定している。エア・フランス、ギリシャ、スペインもは7月14日からフライトを再開。
ルフトハンザ、スイスエア、オーストリア・エアライン、ブリュッセル・エアライン、ユーロウイングは、8月1日から、ハンガリーのウィズエアは、8月8日から、それぞれ、テルアビブへの乗り入れを再開する。
ブリティッシュ・エアと、同社の格安航空リャンエアは、10月25日。イージージェットは、冬のフライトのニーズを優先するとして、テルアビブへの発着は2026年春と発表した。また、オランダのKLMは、まだ乗り入れはまだ未定としている。
アメリカからは、ユナイテッドが、7月21日に、ニューヨークとテルアビブ往復のテスト飛行を行い、その後、通常運行を再開する。デルタは8月31日から。そのほかエア・インディアも8月31日からとしている。
ベン・グリオン空港では、7月に150万人、8月には190万人が出入りすると予測して、準備を行っている。(戦争前の2023年の同時期の出入りは290万人)
www.ynetnews.com/travel/article/h1300egbieg

その一つが、8月4日にオープンを予定している、新しく拡大したターミナル3である。
3900平方メートルの中に、チェックインデスクは、22カ所。セキュリティチェックもテクノロジーを行使した最新式になる。
この改築には、1410万ドル(約20億円)かかったとのこと。
ターミナル1は、通常国内便用だが、8月3日からは、国際便の発着も再開される。
8月だけで、すでに国際便500便が、ターミナル1から発着する予定になっているとのこと。
www.israelhayom.com/2025/07/13/ben-gurion-airports-14m-makeover/
