イスラエル軍は、1月2日に、過去2年間の自殺した兵士に関する報告をしていた。それによると、兵士で自殺の疑いとされる人は、2021年は11人、2022年は14人、2023年は、17人、2024年は、21人と、年々増加している。
その原因の一つは、大学を休学するなど、将来ある若者の多くは予備役として徴兵されたことがあげられている。2024年の自殺者21人のうち、職業軍人2人、徴兵7人、予備役兵12人だった。
イスラエル軍では、予備役メンタルヘルスを担当する人材800人を徴集した他、2023年10月以降、24時間無休の電話相談を受け付けている。これまでに3900件の電話があったという。
これでも、イスラエル軍の自殺予防対策は、世界でも優秀な方とのことで、長年の戦争経歴の中で、自殺率は75%低下させているとのこと。
ウクライナ軍では、2014年以降の自殺者は700人にのぼっているとのこと。
www.timesofisrael.com/idf-suicide-rate-rises-amid-ongoing-war-and-mass-reservist-call-ups/