国防費削減とイスラエルをねらうサウジアラビアの弾頭ミサイル

削減予算をすすめているイスラエル政府だが、国防費を、むこう5年で約70億シェケルを節約する削減案が論議されている。内容は空軍の飛行中隊や、戦車の数、陸軍兵(職業軍人)の数も大幅に減らすという。

イスラエル軍によると、30億シェケルの削減で、すでにイスラエルの防衛に大きな影響をもたらすと予測される。

この削減案がメディアに流れた翌日、諜報機関筋が、サウジアラビアに、テルアビブをねらう弾道ミサイルが配置されているとの発表があった。このミサイルはイスラエルとイラン双方を攻撃する能力があるという。

国防費削減をめざすイスラエルの隣で、サウジアラビアはミサイル基地を作り、軍事力を高めているということである。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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