北米から移住者242人到着 2019.8.18

イスラエルをとりまく情勢が厳しくなってきているが、先週7日、北米(アメリカとカナダ)からイスラエルへ移住する242人が、ベングリオン空港に到着した。

移住をサポートしたのは、北米からの移住を促進するユダヤ人団体ネフェシュ・ベ・ネフェシュ、ユダヤ機関など複数のユダヤ人団体。

医療関係者21人、最年少は生まれて28日目と、若く、高い教育を受けた人々で、イスラエルの祝福になる人々である。

新移民たちは、角笛とともに、歓迎され、踊って喜びを表していた。

www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/267366

CBNによると、第二次世界対戦前の1929年から今日までの90年の間に、ユダヤ機関が支援した移住者は、300万人に登るという。

<石のひとりごと>

ユダヤ人がイスラエルへ戻り始めて、1948年に国が再建された。イスラエルを憎み、破滅を望む敵はいかに多くても、イスラエルへ移住するユダヤ人は後をたたない。しかも最近は、訪米で高い教育を受け、財産もある人材が多く移住している。

これは聖書に記されている預言どおりである。イスラエルが常に正しいわけではないが、ユダヤ人とイスラエルは決してあなどってはならない存在である。それはまた同時に、聖書を単なる宗教の書として、あなどってはならないということでもある。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。