ハマスとイスラエルの交渉担当者によると、人質全員48人の解放は13日(月)午前中に始まる見通しとなっている。
遺体については、イスラエル国内で確認がなされた後、国際組織がガザに入って、見つかっていない遺体の捜索を行うことになる。
これに先立つ11日(土)、人質広場では、毎週恒例の人質解放を訴える集会が行われた。最後になると期待されるこの集会には、いつもより参加者は多く、主催者によると50万人以上が参加していた。
トランプ大統領はノーベル平和賞を受賞できなかったが、群衆は、「ノーベル賞トランプ大統領」と掲げて、トランプ大統領に感謝を表明していた。

集会には、ウィトコフ米特使、トランプ大統領娘夫妻のクシュナー氏夫妻も参加しており、暖かく迎えられていた。
ウィトコフ特使は、群衆には、「奇跡は起こりうる」と語り、人質に向かっては、「あなた方は家に帰る」と語った。
ウィトコフ特使は、「この最悪の時、だれもが中東での和平は不可能だと思っていたが、トランプ大統領はそうではなかった。
歴史的に敵対していた国々を引き寄せ、互いの痛みよりも平和を分かち合う力のほうが強いことを示した。
他の誰もが信じなかった時に彼は信じた。今私たちがここにいるのは、彼がいたからだ。トランプ大統領は偉大なアメリカの大統領として歴史に刻まれるだろう」と語った。
