ハマスとイスラム聖戦が、ガザ南部カンユニスで発見したとして、11月13日(木)夜、赤十字を通じて、イスラエル軍に人質遺体1人を引き渡した。遺体は、キブツ・べエリ住人のメニー・ゴダードさん(73)であることが判明した。

メニーさんは、2023年10月7日にハマスに殺害されていた。妻のアェレットさん(63)は、近くの藪に隠れながら、子供の1人にメニーさんが殺されたと電話をかけたが、それきりとなった。
その後、メニーさんの遺体は、ガザへ拉致され、アェレットさんの遺体は発見された。
夫婦の4人の子供と孫たち、兄弟姉妹たち、友人たちは、メニーさんの遺体がないまま、夫妻の葬儀を10月23日に執り行っていた。
メニーさんの遺体がイスラエル領内に入ってくると、道路脇で、イスラエルの旗や、人質を象徴する黄色の旗を振りかざす人々が迎えていた。
ארונו של החטוף החלל חצה את הגבול מרצועת עזה לשטח ישראל, ונמצא בדרכו לזיהוי במכון לרפואה משפטיתt.co/qdpwSRANQH
@Itsik_zuarets pic.twitter.com/D5V6RntF6V— כאן חדשות (@kann_news) November 13, 2025
メニーさんは、キブツで子供たちを教育し、若者を育ててきた人だった。特に、サッカーチーム、ハポエル・べエリのストライカーとして、またチームのリーダーとして活躍。イスラエルのサッカーチーム、ハポエル・テルアビブの熱心なファンだったという。
両親をこんな形で失った子供たち孫たちの心の痛みは計り知れない。
これで、ガザにまだ囚われている遺体は、イスラエル人のロン・ギヴィリ軍曹、ドロール・オールさんとタイ人のスダティサック・リンサラクさんの3人となった。
www.ynetnews.com/article/bkgharxlwx
www.timesofisrael.com/idf-receives-casket-with-apparent-body-of-hostage-from-red-cross-in-gaza-2/
