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トランプ大統領の指示で、アメリカがベネズエラを攻撃した。その後も様々な動きを各方面へ連発しており、世界を揺るがしている。
日本でも日々報道されているので、少しまとめようと思う。
アメリカのベネズエラ攻撃:中南米から中国・ロシア・イラン追放に向かうか?
トランプ大統領は、1月3日、電撃的なベネズエラへの攻撃を実施して、マドゥロ大統領の身柄を拘束し、これからのベネズエラ運営に関与する構えである。
マドゥロ大統領の後任として、アメリカが指名したロドリゲス暫定大統領は、アメリカに石油3000万から5000万バレルを引き渡すと表明し、トランプ大統領に追随するかの動きをみせた。

しかし、ベネズエラの主な石油輸出国(80%)は中国なので、アメリカがそれを横取りする様相である。
また、今回のベネズエラ攻撃は、中国高官がベネズエラを訪問し、マドゥロ大統領と会談したわずか数時間後のことだった。中国にとって、外交的にも相当な打撃になる可能性がある。
www.bbc.com/news/articles/cly92dkxqvko
トランプ大統領は、またベネズエラの隣国コロンビアや、キューバも麻薬王国だと非難し、攻撃する可能性を否定していない。
中南米には、近年、中国やロシアが、目立って進出するようになっていたことから、トランプ大統領はその勢力を、足元の西半球から一掃しようとしているとの見方もある。
実際、1月7日、アメリカは、ベネズエラから出て、ロシアに向かっていたタンカー(ロシア国籍)を拿捕した。ロシアに追加制裁を行う動きに出ている。
トランプ大統領は、これをモンロー主義(200年前)ならぬドンロー主義と称して、中南米全体、つまり西半球を勢力下に置くことに意欲を見せている。
これらに加えて、アメリカは、今、やはり西半球に属する、北のグリーンランドもいよいよ入手する方向で動いており、デンマークを筆頭に、ヨーロッパとも緊張が高まっていることにも注目が集まっている。
一方、今回、明らかになったことは、ベネズエラを中心に、イランが、中南米に拠点を置いていたという点である。そのイランでは、現在反米デモが拡大し、いよいよ強硬イスラム政権が崩壊する可能性が出始めている。
今、アメリカが、イランに介入するかどうかが注目されている。もし今のイラン政権が崩壊して、前の新米パーレビ政権のような政権になれば、アブラハム合意が拡大し、影響力を拡大する可能性も出てくる。
アメリカがベネズエラを攻撃し、続いて南北アメリカ大陸全体、またグリーンランドを管理することになった時には、モンロー主義に従って、東半球地域には介入しないのではとの見方もある。
しかし、逆に、東半球の中国、ロシア、イランとの対立、ヨーロッパとの関係が悪化する可能性もないとはいえない。アメリカとその同盟国イスラエルが、世界を敵に回すことになっていくことになるかもしれないとも思う。
石のひとりごと
2026年。なかなか激動で始まった。世界では、トランプ大統領の動きは、今、国際法にかなっているのかどうかで激論になっている。
確かに、アメリカのベネズエラ攻撃は国際法違反かもしれない。しかし、では、ベネズエラのマドゥロ大統領が、その立場を利用して、アメリカへの麻薬密輸をすすめていたことは、アメリカの自決権を脅かす犯罪、国際法違反ではないのかということになる。
世界では、これまでの国連主導の国際法は、もはや意味をなさなくなりつつある。また近年は、これまでは、正義と認識されてきた、多数決で決まることが常に正解ではないということも明らかになっている。
さらに、国連安保理では、大国が、それぞれの利益にのっとって拒否権を発動するので、何も決めることができず、無力になっている。
トランプ大統領は、1月7日(水)、アメリカにとって有益でないと判断した、66の国連、また国連以外の国際機関から脱退することを指示する大統領覚書に署名したとのこと。
www.jpost.com/american-politics/article-882701
これからは、また実質の武力がことを動かす時代になっていくのかもしれない。今年、大きな世界戦争になる気配も否定できなくもない。ますます主の近くにいることが重要になっている。今朝読んだ、次の聖書のみことばを覚えたい。
主を恐れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは悟りである。(箴言9:10)
心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。(箴言3:5-6)
だから、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。(マタイ7:24)
