ヘルツェリア出身のギデオン・フラッチャーさんが、イスラエルの外にいるアメリカのユダヤ人ティーンエイジャーたちと、イスラエルに住む高齢者をつないで、ヘブライ語の練習をかねて、人生経験の長い高齢者と、週に一回の電話による会話交流を図る”ハ・ベダ”ぷrジェクトを行っている。
アイスブレークのためには、子供たちが質問を用意することになっている。ある子供が、「もし人生のある時に戻れるとしたら何をしたうですか。」と聞くと、高齢者は「殺される前の両親に会って、別れを言いたい。」と答えた。高齢者は、ホロコースト生き残りだった。
しかし、この人は、その後、立ち上がって家族を得て今は幸せに過ぎしていると電話の向こうの若者に話したという。
日本では、子供たちが高齢者ホームを訪問して、かわいいパフォーマンスをすることがあるが、もう少し踏み込んで、こうしたコミュニケーション・プログラムはどうだろうか。
高齢者には豊かな経験談があるので、若者のコミュニケーション能力を高めるためにも日本でも益にならないだろうか。今の日本では、若者と高齢者の間に大きな隔たりがありすぎて難しいと言われるかもしれないが、以外にうまく行くのではないだろうかと思いめぐらしているところである。