ロシアとウクライナも救援隊派遣を表明:トルコ・シリア大地震:2023.2.7

Sputnik/Mikhail Klimentyev/Kremlin via REUTERS

ロシアのウクライナ侵攻から1年になろうとする中、2月中にもロシアがなにか象徴的な攻撃を行うのではないかとの見方が広がっている。

そうした中、欧米社会は、ウクライナに戦車などさらに攻撃的な武器を供与することを決め、アメリカは長距離ミサイルの供与も決めると発表。これに反発するロシアは、核兵器の使用も示唆して、ますます危険な、第三次世界大戦のような様相になりつつある。

そうした中で、今回の大地震が発生したということである。ロシアのタス通信によると、ロシアは、トルコ、シリアへの救援のため100人を派遣する用意があると発表した。

tass.com/world/1571797

一方、ウクライナからは、ゼレンスキー大統領が、ツイッターで、トルコのエルドアン大統領と被災したトルコの人々に遺憾を表明した。また、クレオバ外相がツイッターで、大人数の救援隊を派遣する用意があると投稿している。

www.ukrinform.net/rubric-society/3666232-ukraine-ready-to-provide-any-support-to-earthquakestricken-turkey.html

<石のひとりごと>

この大災害を前に、ロシアはウクライナを攻撃できるのだろうか。悲惨すぎる災害で、あまりに大きな犠牲を通して、大きな冷や水をかけられたのではないかと思ったりする。

しかし、それができるというのがプーチン大統領かもしれないが。。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。