今朝レバノンの首都でヒズボラの拠点があるベイルートのショッピングセンターで大爆発があった。遠くからもみえるほどの黒煙があがっている様子が報じられている。まだ詳細は明らかになっていないが、少なくとも38人が負傷している。
ヒズボラ運営のアルマナール放送によると、車爆弾が原因とのことだが、まだ公式発表ではない。
シーア派のヒズボラがシリアのアサド政権を公に加勢し始めてから、シリアの内戦が激化している。そのため、スンニ派のシリア反政府勢力がヒズボラを憎み、レバノン国内のヒズボラ施設への攻撃を始めている。今回もシリアのスンニ派によるものではないかとの見方が有力である。
しかし、Yネットによると、ヒズボラから「イスラエルがやった。」との発言もあるという。これはレバノン市民への反ヒズボラ感情を避ける目的であったと思われる。
爆発があったショッピングセンターでは今日からのイスラム教ラマダン(断食月)に合わせて大勢の人々が買い物に来ていた。*断食といっても日没から夜明けまでは食べているため